〜 2017掲載記事まとめ 〜

CCメディアハウス発行の「大人の名古屋VOL.38」の最新名古屋案内にて開催中の展覧会とコラボ企画している「カルチェ・ルタン」の
  情報記事とともに古川美術館天井画・季の嵐の画像が紹介されています。

 

 P17掲載内容より

 「 桜の色が紡ぎだすアートと料理 」
 「カルチェ・ルタン」では3月中旬から5月中旬に「古川美術館」とのコラボレーション企画によるコース料理を愛知出身の洋画家・田村能里子さんの絵をテーマに構成。

 凛として生きるアジアの女性を描いた作品のひとつ「季の嵐」では、桜吹雪と楽器を奏でる女性がのびやかに描かれ、その独特な色調に目を引かれる。
 シェフの小柳優好さんはこの絵にパリでの修業時代、日本の風景を心に描きながら花見をした思い出を辿り、その情景を料理に重ねた。
 芸術に触れながら、春を感じる食事を楽しみたい。


アートトピックス掲載記事
 

  本誌連載「風のまほろば」でお馴染みの洋画家・田村能里子さん。
 そのデッサンを中心とする展覧会〈 風を聞く旅 〉が、3月18日より郷里の古川美術館(名古屋市千種区池下町2-50)でスタート。
 前日のオープニングレセプション(3月17日)には県内から多くの関係者が集まり、華やかに幕開けを告げた。
 展覧会は主催の公益財団法人 古川知足会財団設立30周年と、田村さんがかつて手掛けた分館爲三郎記念館の天井画≪ 季の嵐 ≫公開20周年を記念する特別展。
 「単に絵画を飾る展示にしたくはなかった」という田村さんの言葉どおり、本館にはかつてタイ東北部を旅し描いた女性たちのデッサン≪ イサーンの赫い風 ≫シリーズと
 雑誌〈 本 〉(講談社)を飾った挿絵原画などを、また別館には長年のアジア暮らしで愛用した品々のほか、館内を手描きした布地で彩るなど、ユニークな趣向が凝らされている。
 レセプション会場で挨拶した田村さんは、数々の壁画制作の中、唯一の公開制作となった天井画≪ 季の嵐 ≫の思い出を語りながら、
 初公開のデッサン≪ イサーンの赫い風 ≫について「20年間描きためてきた中から選んで出品しました。飾り気のない素のままの女性たちとそこに宿る生命力を、
 私の制作の基本である〃線描〃でとらえた大切なものです」と説明。
 自身による会場構成と合わせて「気楽に楽しんでみていただきたい」と言葉を続けた。
 油彩や壁画作品などに見る女性たちの軽快で華やかなイメージ。
 今展はそんな田村ワールドの生命線ともなってきた素描の魅力と存在感を改めて伝えながら、訪れた人々に春の息吹を感じさせてくれる癒しの空間ともなっている



2017年4月20日夕刊読売新聞にファンケル銀座スクエアの記事が掲載されました。
 女神の壁画と空中庭園をテーマにしたイベントと対談や写真など。



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