1−2
高崎信用金庫 (群馬)
『 風の奏 』
『カカア天下にカラッ風』風の吹く風土は厳しい自然というイメージもありますが
一方で『風に立ち向かって生きる』人々の生命力や強靱な精神力が連想されます。
私は常々そうした風土の中でしたたかにしなやかに生き抜いているじょせいたちのかたちに
強く惹かれていましたので、迷うことなく壁画に取り入れました。


2−3
日立マクセル(株)
『 The Symphonic Garden 』
乙女たちはハーブの香りいっぱいの緑園に佇んでいる。
深い呼吸をしながら耳を澄ますと香りは懐かしい旋律を運んでくる。
それぞれの思いを伝えようとしている。今を生きている喜び、心地よさ。
安らぎの中に絶え間ない自然の鼓動、美しい時間には始まりも終わりもない。
一日に数秒でも、絵に触れた方、出会った方によい時間を差しあげられたらと想いつつ…。


4−5
大阪赤十字病院 ロビー壁画
『 好い日燦燦 』
この病院の敷地内に長い間人々に愛され、親しまれてきた
見事な桜の木々があったとお伺いし、自然の息吹を満ちたもの
満開の桜をテーマに、人が気持ちよくなる光景、風景…。
誰からも愛される安らぎの空間、患者様や外からおいでになるご家族やお客様に
心も身体もホッとして頂けるよう、元気に遊ぶ大勢の童達と共に
花びらを一枚一枚にも心を込めて描かせて頂きました。
また新たな大阪の桜の名所になればと…
願いを込めて。


5−6
青梅慶友病院 (東京)
『 春秋遊遊 』
ご高齢の方々のための病院のロビーということで人生の思い出が豊で
多彩な方たちとのコミュニケーション。
この環境で豊かな思い出とともに過ごせるようイメージしてみました。
「大和の美しい春秋、そこに遊ぶ童と女神達の姿」となりました。



6−7
名古屋JRセントラルタワーズ
『 そよ風のロンド 』
東海の豊かな自然の中で『今を生きている喜び』を私なりに
女神達のかたちに託して表現してみました。
女神たちの思い思いのポーズは美しい調和を奏でるロンドとなり、
私の故郷の記憶でもある潮風が丘を越えて吹き抜けています。
ここを通る人々が心休まるひとときを持てるようにという願いを込めて描きました。


7−8
ファンケル銀座スクエア
『 Fun−Fun 』
多くの皆様と語らい一緒に遊ぶ銀座という東京のど真ん中で
色鮮やかな衣装の女性達が中に遊ぶ姿を描きました。
インド、中国、タイ、日本…どの国の女性でもないけれど、スカイブルーの中、
天空に遊ぶイメージ、現実世界でもない「風のカタチ」の世界を感じてもらえたら…。
銀座のど真ん中のこと、今やオシャレな女性達の
待ち合わせ場所になりつつあるとか?作者としてもうれしいことです。


8−9
全日空ホテルクレメント高松
『 風のきらめき 』
波の光り輝く瀬戸内海に面したこのホテルには、
海辺の祝祭をモチーフに、乙女達の間を爽やかな旋律が風のように
吹き抜けていくイメージを描きました。
結婚式の思い出に、また待ち合わせのポイントなどに「ああ、あれね」と
街の人々や旅人に可愛がっていただければ幸いです。

9−10
テレビ東京天王洲スタジオ
『 風の翼 』
絵も電波も時間や空間を超えて、人の思いを伝える風のようなものといえなくもありません。
人を描くことは風を描くことだと感じました。
『この空間にどんな風が吹いているのだろう』と思わせるような
主題の隠し味といった感覚を大切にしました。


10−11
客船・飛鳥
『 季の奏 』
「動く壁画」?船や飛行機の場合は空間そのものが固定されませんから
そこに描かれた壁画も動きます。
客船の主要な世界の巡航地を考え、
日本の大和飛鳥の里の四季をモチーフに、世界のどこに居ても何かしら
懐かしい旋律が聞こえてくるような絵作りを試みました。



11−12
大阪天満橋 OMMビル
『 風わたる 』
ビル開館30周年を記念してリニューアルの一環描きました。
地下鉄天満橋駅から入り口ホール一般通路という条件と
ファッションビルの出入り口という事で、シックでお洒落なイメージに加え、
絵の前は小公園のように仕立ててみようと実物の花壇を取り込んだ空間。
朝の忙しい通勤タイム、ゆっくりと立ち止まり、
待ち合わせの場所に、そしてカメラを構える人、
小さなつぶやきは風にわたり、多くの人の心にと


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