
画文集
みのりのとき
大手町フィナンシャルセンター壁画
壁画「みのりのとき」制作ノート
3.パオの風に吹かれて
漸く壁画とその周辺は何とかか完成にこぎつけたが、レストランのオープンまで二ヶ月あまり。
その間にカーテンやらテーブル・クロスなどインテリアも壁画との調和を図ったものに
しなければならない。
制作している過程で私のイメージはだんだんと固まったものになっていった。
それは遊牧民族の館である。
「パオ」の周辺での食事の光景である。
そこには高原を渡る爽やかな風がある。
天井にはパオのイメージからとった巻カーテンが下がっている。
これから完成までにはまだまだ曲折があるだろう。
勿論私一人の力でできあがるものでなく、それぞれの専門のかたがたのチーム力が発揮されて
漕ぎつけられるものだ。
またこの空間でレストランを経営される主体の方、シェフさんたちクルーの方々に
これからはお任せすることになる。
東京の中心地に絵心を遊ばせることのできるユニークなレストランとして栄えていくことを
念じつつ、またこの小冊子の読者の方々にもお気に入りのスポットになることを祈りつつ、
最後のサインを入れるところです。


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